【知っているともっとバーバーが面白い!!プロの理容師が選ぶ道具たち】

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    JUGEMテーマ:日々のおしゃれ

    こんにちは!!

     

    CHILL CHAIR 高円寺の中林です!!

     

    今回から数回に分けて

     

    僕たち理容師が使う道具について

     

    紹介していきたいと思います。

     

     

     

    題して、、、

     

     

     

     

    【知っているともっとバーバーが面白い!!

     

     

     

    プロの理容師が選ぶ道具たち】

     

     

     

     

    ー1.バリカンー

     

     

     

     

     

     

    と言うことでまずはこちらを紹介いたします!!

     

     

     

     

     

    ↓↓↓

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    皆さんご存知の

     

    ”バリカン”

     

    ですね!!

     

    世界的には英語名称である”ヘアクリッパー”

     

    と言う名で知られています。

     

    そう、外国の方にどんなにカッコよく英語風に発音してみても

     

    ”バリカン”では全く伝わらないんです。

     

    いわゆる和製外来語ってヤツですね。

     

     

     

     

     

    ではなぜ日本では”バリカン”と呼ばれるようになったのか?

     

     

     

     

    まず、日本に初めてバリカンが輸入されたのが1883年、

     

    明治16年のことです。

     

    300年に及ぶ長い鎖国が解け、

     

    急速に近代化と西洋化が進む時流の中で、

     

    フランス駐在の日本人外交官の手によって
     

    初めて日本に持ち込まれました。

     

    その当時使われていたバリカンがこちらです。

     

     

    ↓↓↓

     

     

     

     

    おおー!!

     

    なんとも古めかしい笑

     

    今とは全然違う姿形をしていますね。

     

    もちろん当時は

     

    モーターなど発明されていなかったので手動式。

     

    ハンドルの部分をにぎにぎすると

     

    先の刃が動いて切れる仕組みです。

     

    昔の床屋さんにはたまーに残っていたりしますが

     

    現在はほとんど使っているところはないでしょう。

     

    電動式の方がやっぱり圧倒的に楽です笑

     

     

     

     

     

    そして日本国内で広まっていたフランス製の

     

    バリカンを作っていたメーカーの名前が

     

    ”バリカン・エ・マール製作所”

     

    ここから日本人は”バリカン”

     

    と呼ぶようになっていったんですね。

     

    ちなみにフランスではバリカンのことを

     

    ”トンズーズ

     

    いうらしいです。

     

    ”バリカン”は和製外来語なんですねー。

     

     

     

     

     

    それから約30年後の1919年。

     

    電動式バリカンが初めて世界で実用化されました。

     

     

    アメリカに設立された小さな会社が

     

    独自の機構を備えた新たなバリカンを開発、

     

    特許を申請しました。

     

     

    ↓↓↓

     

     

     

     

    これが現在世界NO1シェアを誇るバリカンメーカー

     

    ”WHAL”の始まりです。

     

    日本では一般的な知名度はまだまだ高くありませんが、

     

    僕たち理容師にとってはフェードを作る際に

     

    スタンダードなバリカンです。

     

    第二次世界大戦後には世界中に輸出を開始。

     

    世界各国のバーバーから

     

    圧倒的な支持を集めています。

     

    その他にもペット用バリカンシェアNO1のandis、

     

    精密で安定感に定評のある日本製のPanasonic、

     

    THRIVE、SPEEDIKなど

     

    さまざまなバリカンメーカーがありますが、

     

    刈る時のパワー

     

    機構のシンプルさ

     

    安さ

     

    の面において日本メーカーは

     

    アメリカのメーカーを超えることが出来ませんでした。

     

     

     

     

    日本国内でのバリカンシェア率は不明ですが、

     

    フェードを売りの1つに掲げている多くのお店が

     

    WHALのバリカンを使用しています。

     

     

     

    僕個人としてはPanasonicのバリカンも好きなのですが

     

    やっぱり日本製は高価なんですね。

     

    資金力があまり無い個人店中心の業界ですし

     

    ”自分の道具は自分で揃える”という文化があるので、

     

    高価で精密な物よりも、安くてタフなWHALが好まれる

     

    のも納得な気がします。

     

    つまるところWAHLはアパレルで言うDickiesやCarhartt

     

    のようなブランドなんですねー。

     

     

     

     

    ちなみに!!

     

    よくお客様から聞かれるこの質問。

     

     

     

     

    ”バリカンで刈り上げるのとハサミで刈り上げるの、

     

    なにが違うんですか?”

     

     

     

     

    はい!!

     

    バリカンの方が早く、綺麗に作れます!!

     

    フルスピードで刃が駆動しているので

     

    とてもとても人の力では敵いません笑

     

    昔の理容院では

     

    ”刈り上げはハサミでやらねばならない!!”

     

    ”バリカンは邪道だ”

     

    などと言われた時代もあったようですが、

     

    時代が変化していくにつれて意見も変化していっています。

     

    バリカンは熟練者が直毛を刈れば

     

    とても美しい刈り上げ面が作れます。

     

    そのスピードはハサミの比ではないです。

     

    はい。笑

     

     

     

     

    ただし、ミスした時の取り返しはつかないです!!

     

    自分で2ブロック入れようとしてミスったことのある方

     

    は分かりますよね、、、笑

     

     

     

     

     

    柔かい刈り上げを作る時は僕はハサミの方がいいです。

     

    細かい調整もできますしね。

     

    バリカンだと刈り上げ表情が

     

    硬くなりすぎてしまう時もあります。

     

     

     

     

     

    −2.ハサミー

     

     

     

     

    さて、お次は僕たち理容師美容師の商売道具の代名詞、ハサミの登場です

     

     

    ↓↓↓

     

     

     

     

     

     

    僕らの業界では”シザーズ”とか”シザー”などと呼ばれることが多いですね。

     

    もっとも使用頻度が高く、技術者個人個人でも好みやこだわりがあるので

     

    実に様々な種類、形、材質、メーカーさんがあります。

     

     

     

     

    そして有名な話ではありますが、

     

    とてもとても値段が高いです。笑

     

     

     

     

    有名メーカーの安価なモデルのハサミでも

     

    ¥50,000〜¥70,000

     

     

     

     

    最高級モデルだと

     

    ¥100,000超え

     

     

     

     

     

    高級シザー専門メーカーになると

     

    なんと!!

     

    数十万

     

     

    してしまうものまであります。

     

     

     

     

    僕らにとって毎日の食い扶持を稼ぐための相棒のような存在のハサミ。

     

    だからこそ技術者ひとりひとりがさまざまなこだわり方をします。

     

     

     

    とことんお金をかけて最高の道具で快適にカットをしたいと言う人。

     

    いい道具でこそ最高のパフォーマンスを発揮できると言う人。

     

    そんなにいいハサミではないけれど、長年使ったことで体の一部のように

     

    なっていて他のは使いたくないと言う人。

     

    ”弘法筆を選ばず” 道具に依存したくないと言う人。

     

    ”道具にこだわらない”というこだわりがある人。

     

    .

    .

    .

    .

     

     

    そのために国内だけでもたくさんのハサミメーカーが存在し、

     

    それぞれが強烈な個性とこだわりを詰め込んだハサミを作りつづけています。

     

     

     

    そして日本のハサミメーカーは非常に高い技術力を持っていることで

     

    世界的にも絶大な信頼を得ています。

     

    たとえば有名なハサミメーカーである”ミズタニシザーズ”

     

    こちらのメーカーは海外でも特に有名です。

     

    ”世界最高峰のバーバー”と称され、

     

    近年のいわゆるバーバーブームの火付け役ともいわれている

     

    オランダ、ロッテルダムの”シュコーラム”と言うバーバーショップ。

     

    ミズタニシザーズはそのシュコーラムとのコラボレーションモデル

     

    を発表して大きな話題を呼ぶなど、

     

    常に世界基準の製品を生産し続けています。

     

    ↓↓↓

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ー3.カミソリー

     

     

     

     

     

    さて、お次はカミソリのお話です。

     

    カミソリといってもさまざまな種類や形がありますが

     

    僕たちプロのバーバーが今現在普段一番多く使うのが

     

    この上の画像のカミソリになります。

     

    いわゆる”ストレートレザー”というやつですね。

     

    僕たちが”レザー(razor=カミソリの英語ですね笑)”といったら

     

    たいていがコレを指します。

     

    1枚刃の替刃式で刃のような形をしている部分が替刃ホルダーとなっています。

     

    切れ味が落ちてくるとその替刃を交換することで研磨の代わりとし、

     

    以前使われていた旧式レザーと比べて研ぐ手間が必要ないという使い勝手の良さから

     

    現在の理容室で最も普及しているレザーです。

     

     

    ちなみにその旧式レザーというのがこちら

     

    ↓↓↓

     

     

     

     

     

    最初の画像と比べてみてもらうと分かると思いますが

     

    刀身全てが特殊合金性で刃先に直接刃付がされています。

     

    まさに一本の刀のようになっているんですね。

     

    このタイプのレザーは切れ味が落ちてきてしまうと

     

    バーバー自らが毎回研磨しなおして使います。

     

    しかしその研磨が非常に難しい。。。

     

     

     

     

    シェービングには極めて鋭利で繊細な刃が必要不可決であり

     

    その刃に少しでも問題があると、痛みを感じさせてしまったり

     

    最悪の場合肌を傷つけてしまう恐れがあります。

     

    そのため研磨技術習得にはシェービング技術そのものよりも

     

    よっぽど時間がかかると言われているんです。

     

    聞いた話だと、10年ではとても足りないとか、、、

     

    今現在この研磨を完璧にできる方は極少数となってしまっています。

     

     

     

    そしてさらに

     

    このタイプのレザーに使用されている合金は

     

    加工性を上げるために比較的柔らかく作られており、

     

    一回のシェービング中でも刃を付け直す必要が出てくることもあります。

     

    そのために施術中でも馬革に研磨剤を配合したもの

     

    (一個前の画像のレザーの後ろに置いてあるヤツっすね)

     

    の上で軽く滑らせて、シェービングの衝撃で生じた金属片を

     

    取り除く必要があるのです。

     

     

     

     

    旧式レザーがだんだんと淘汰されていった

     

    最大の理由はこの手間がかかるからでしょう。

     

     

     

     

    しかし今でもあえて使っている方もいるようです。

     

     

     

    なぜか?

     

     

     

    替刃式レザーに比べてしっかりと研磨されている旧式レザーは

     

    肌あたりがいいんですね。

     

    先ほども書きましたが

     

    旧式レザーは刃と刀身が一体型で

     

    なおかつ柔軟で粘りのある合金で作られています。

     

    そのためレザー全体にシェービング中にしなりが生まれ

     

    無駄な衝撃を吸収してくれるのです。

     

    その特性が、旧式レザー独特のそり心地を生み出しているんですね。

     

     

     

     

     

    失われつつある道具、技術ではありますが、

     

    いまだにそり心地を追求しつづけて

     

    完璧な状態の旧式のレザーを使っているバーバーに出会うと

     

    敬意を抱きます。

     

     

     

     

     

     

     

    さてさて中々ディープなバーバーの話をしていますが

     

    いかがだったでしょうか?

     

    次回更新でもバーバーの深い道具の話をしたいと思いますので

     

    よろしくお願いします!!

     

     

    以上、中林でしたー!!

     

     

     

     

     

     

    高円寺のメンズ専門美容室(BARBER)

     

    CHILLCHAIR 中林 司

     

    166-0003

    東京都杉並区高円寺南3-45-15

     

    tel 03-6383-2822

     

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